“ブランドイメージ”を伝えるパッケージ/化粧箱
公開日:2018年11月13日(火)|ブランディング
パッケージ(貼り箱)は、ブランディングへの投資
商品パッケージ(貼り箱)は、単なる「包装資材」ではありません。
もしそうなら、「見栄えがよくて、コストの安いものがいい。」ということになります。
もちろんそれも一つとして正しい考え方ですが、それだけではありません。
パッケージの良し悪しは商品自体の良さにも繋がりますし、もっといえばそのブランド自体の価値にも繋がります。そしてそれは、商品の売上げにも直結するものです。
最近、ブランディングという言葉をよく聞きますが、それは大きな企業だけのものではなく、中小や零細企業にとっても重要な役割を果たします。
ブランドとは目に見えないイメージですが、ロゴやパッケージなどのデザインで表現することで、その企業や商品の本質的価値を表します。
言い換えれば、その「ブランド〜らしさ」です。それがイメージ出来ると、商品の価値が顧客にとってもイメージ出来ます。
パッケージは商品や企業との重要なタッチポイント(接点)であり、いくら商品自体が素晴らしいものでも、顧客に届かないと意味がありません。
商品と顧客をつないでくれる、大切なポイントの一つがパッケージです。
このときのイメージで商品価値が変わり気に入るかどうか、そして購入するかどうかに繋がります。まさに、ブランディングのための大切なツールでもあるのです。
私は、お客様によくお話をさせていただきます。
「パッケージはコストではなく、ブランディングのための投資。」だとお考えください….。
貼り箱デザインは、ブランドらしさを素材の質感で表現する
パッケージの中でも特に「貼り箱」は、表面のビジュアルデザインというより紙など貼る素材そのものの質感から、ブランドのグレード感だったりコンセプトを表現します。
もちろんその分、一般的な組み箱(トムソン箱)に比べて費用もかかりますし、とても繊細なパッケージです。しかし、そこに他にはない貼り箱の「価値」があります。
パッケージは、ユーザーとのブランドコミュニケーション
まさにブランドイメージを伝えるためのパッケージであり、ブランディングのための投資なのです。
単なる包装資材ではなく、企業(ブランド)とユーザーとのコミュニケーションをはかる重要な価値あるアイテムとなります。
そして実際に、商品の売上げに直結するのです。
あなたのブランドも、パッケージの価値を考えてみてください。
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貼り箱ディレクターである村上誠(村上紙器工業所 代表)と親交のあるクリエイティブに関わる方が、パッケージやデザインに関するアイデア、視点、果てはお互いの考え方や生き方について語らいます。
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