代表者 村上 誠のプロフィール
貼箱ディレクター
貼箱ブランディング・プロデューサー
大阪市内の工業高校(電気科)を卒業後、NHK大阪放送局技術部に勤務。テレビのエンジニアとして送信技術業務、おもに近畿管内にあるテレビ放送中継所(サテライト)の運用管理。及び、放送衛星(BS地上設備)の運用管理に従事する。
退職後、保育園で保育士として働き、障害児保育などにも関わりました。
その後、カナダのバンクーバーに渡加。皿洗いやウエイター、カメラマン(日本人観光客の集合写真を撮影)などを一年半経験しました。帰国後、印刷ブローカーや技術力の高い同業者で修業。
それら家業を継ぐまでの様々な経験、いわば「寄り道」が、私自身にいろいろな価値観や視野を持たせてくれたと思います。
<一見、ムダなことが実は役に立つ?>
貼り箱を通して、企業ブランディングをプロデュースすることが私たちのミッションです。
業界の枠にハマることなく異業種の方々とのお付き合いを通して、今までの「貼り箱(はりばこ)」とは違った「価値」を見いだし、それを伝えていきたいと考えています。
特に、デザイナー、クリエーターの方々と交流し、展示会や作品制作などのコラボレーションにより、「デザイン」や「感性」を重視した「貼り箱作り」を目指しています。
<貼箱ディレクターとは?>
お客様にとって、貼箱を価値ある商品パッケージとしてお使いいただけるプランニングをご提案させていただく仕事です。
- 貼箱について、全体のプランニング。
商品パッケージとして、貼箱をどのように活かすのか。
ご予算についてのご相談。初期段階でご判断が必要であり、予算優先かクオリティ優先かで方向性を決めていきます。
貼箱デザインのご提案。 - 箱の形式、内装(商品を納める部分)など仕様をどのようにするか。
- 素材の選択(重要なポイント)。
基本的には紙ですが、商品構成やご予算から布生地を使うこともあります。
色と素材の質感を選ぶ。
素材の質感がデザイン、クオリティを決めるといっても過言ではありません。 - 素材の見た目はもちろんですが、クライアントが貼箱を実際に使うにあたり、パッケージとしてのリスクを出来るだけ軽減するように考えます。
具体的に大きなポイントは、素材の汚れと擦り傷です。
パッケージはお客様の手元に渡るまで、様々な人の手に触れます。
貼箱をつくる人、商品を箱に収める人、それを販売する人など。
人に手に触れるので、汚れや擦り傷はどうしても避けられません。
それらを100%完全に防ぐことは出来ないので、出来るだけ汚れや擦り傷が目立ちにくい素材選びが大切です。
お客様の思いをお聞きしながら、選定させていただきます。 - 加工工程の管理。
トムソン加工(型抜き)、箔押しなど、素材の加工については外注会社の協力を得ていますが、貼箱本体は全て自社で加工・仕上げを行っています。
予算管理、クオリティ管理、スケジュール管理など、貼箱製作全行程のディレクション(総指揮、進行管理)を責任を持って行います。
<貼箱ブランディング・プロデューサーとは?>
貼箱を通してブランドをプロデュース
顧客の求める新しい価値を創造する
そもそもブランドとは、牧場で飼育している自分の牛に「それが自分の牛」だとわかるように、焼印を押したことが由来です。
自分の牛と他の牧場の牛を、見分けるためのものです。
ブランディングとは、自社と他社の企業もしくはその製品やサービスを区分して差異化させること。
つまり、自分たちは他の企業とは明確な違いがあり、独自性(オリジナリティ)があることを見えるカタチにすることです。
ここでいう「差異化」とは、差別化という同じベクトル上の違いではなく、それとは全く違う自社独自のベクトルでの違いを指します。
そのためにはロゴをつくるとか、パッケージをカッコよくするなど単なる見た目をよくするのではなく、企業や商品のコンセプトやビジョンなどもっと本質的なことをデザイン(見える化)していくことです。
弊社は、商品パッケージとして貼箱を企画・デザイン・製作する会社です。
モノとしては「貼箱」という目に見えるものをつくっていますが、私たちの本当のミッションは貼箱を通してお客様の「ブランド価値を高める」コトです。
貼箱を通したブランディング、つまり貼箱ブランディングをプロデュース(顧客の求める新しい価値を創造)する仕事です。
--- 事 例 紹 介 ---
- 「感謝の気持ち」チョコレート貼り箱、化粧箱&ブランディングプロデュース
(詳細は、こちらをご覧ください。) - コンセプトから創る「上質感」という、シンプルで美しいソフトウェアパッケージ(貼り箱)
(詳細は、こちらをご覧ください。)


<講師歴>
大阪パッケージアカデミー(2016、2018)
貼り箱を通して、ブランドをつくる!!(石川県紙器組合様)
箱屋が仕掛ける!価値を伝えるパッケージ(株式会社日報ビジネス様)
「貼箱業界の異端児が伝える!~“感性”に響く貼り箱が“価値”を生み出す~」
1990年ワーキングホリデーにてカナダ・バンクーバー在住時に、日本人観光客ツアー集合写真を撮影する仕事をしていたときに、地元新聞「The Vancouver Sun」の取材を受けたときの記事です。
1963年 | 大阪市阿倍野区に生まれる。 |
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1978年 | 工場・自宅共に、現在の大阪市西成区に移転する。 |
1979年 | 大阪府立今宮工業高校電気科入学。 |
1982年 | 同校卒業。NHK大阪放送局技術部入局。 |
1985年 | NHK退職。 |
1988年 | カナダ・バンクーバーに渡加。 |
1990年 | 帰国後、印刷ブローカーや同業の北川紙器工業株式会社にて修業。貼函製造の現場を経験する。 |
1991年 | 結婚。現在は、妻1人、男児1人、女児1人の4人家族。 |
1993年 | 家業の村上紙器工業所に入り、現在に至る。 |
2000年 | ミレニアム<貼函>フェア(東京都中野区)に、自社製品を初出展。 |
2005年 | 父親から家業を引継ぎ、村上紙器工業所の代表者になる。 |
一人旅 | 独身時代は日本全国に行きましたが、今は無理? |
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写真 | 写真:愛機は、コンタックスRTS2、137MA、AFレンジファインダーG2とHasselblad 503CX、ローライ35(Tessar40mmF3.5)、スーパーセミイコンタ(Tessar 75mm F3.5)、そしてカールツァイス・レンズ群。 Hasselblad用は、Distagon CF 60mmF3.5、Planar CF 80mmF2.8、Makro-Planar CF 120mmF4。 現在は、キヤノンのデジタル一眼レフ「EOS 6D Mark II」を主に使用。 詳しくは、「私の思い(ひとり旅、写真、JAZZ)」の「写真とカメラ」をご覧ください。 |
JAZZ鑑賞 | 現在は、欧州ピアノトリオに夢中!澤野工房の澤野由明社長とは、親しくさせていただいています。 |
オーディオ | 真空管アンプが欲しいです!何とも言えない暖かい音です。 |
酒量 | 一日缶ビール(350ml)1本、あとはウイスキーをロックで! |
自由なひと時 | 近所のBARのカウンターで過ごす、時間を大切にしたいです。 |
私の思い |