貼箱のブレンダー:「貼箱士」村上誠のブログ
「貼箱」の記事一覧

パッケージ(貼箱)は、素材で決まる!!

2018年09月18日(火)|貼箱

商品パッケージ(箱)は、紙で出来ています。
といっても、段ボールもあればトムソン箱(組み箱)もあります。
トムソン箱は、一般的に「コートボール(白板紙)」を使います。表面に印刷や表面加工をするのが前提で、ビジュアル的には多彩ですが、表面の質感や素材感というのはあまりありません。

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パッケージ(貼箱)は、素材で決まる!! ブランディング マーケティング CMFデザイン

コンセプトを見出す力が、商品の本質を捉えた提案につながる

2018年08月10日(金)|貼箱

パッケージのご要望で多いのは、「高級感のある箱」というものです。「高級感」というと、広いイメージがあります。豪華で派手なものも高級感があると言えます。一方で、落ち着いたシックなデザインも高級感だと言えます。では「上質感」という言葉はどうでしょう?「豪華で派手」なものをイメージされますか?なんとなく「落ち着いたシックなイメージ」、「重厚感のあるモダンなデザイン」を想像しませんか?

ここでご紹介するのは「上質感」というコンセプトに合う貼箱をつくれないかと、デザイン会社さんからのご相談をいただいた案件です。クライアント様が老舗のソフトウェアメーカーということで、パッケージは「質のよさ」を感じさせるものにしたいという依頼でした。デザイン会社さんは、まず従来から取引しているパッケージ会社に依頼されました。けれど、思うような案が出なかったということで、弊社にご相談いただきました。キーワードは「上質感」。その意味するところをうまく捉えられるかどうか。そこがポイントだったようです。同じような案件を多く手がけていないと、感覚的に捉えにくいかもしれませんね。

話をお聞きして、そのコンセプトの本質的なものが理解できた私は、すぐに貼箱のイメージが頭に浮かびました。普段弊社でつくっている貼箱が、そのクライアント様の求める「上質感」に近いものだったのかもしれません。この案件は、コンペだったのですが、みごとに受注。クライアント様も、納得のデザインだったようです。

この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。

“上質感”がコンセプトの、シンプルで美しいソフトウェアパッケージ
https://www.hakoya.biz/item/equipment/item_803.html

世界観を表現するためのヒアリングが、パッケージの質を引き上げる

2018年08月05日(日)|貼箱

きっかけは、野波氏のポートフォリオ写真集を制作されたアートディレクターの田中氏が、別の印刷会社のサンプルのパッケージに納得できず、弊社にご相談いただいたことでした。お話をいただいたときに感じた私のインスピレーションで、素材や色の組み合わせを提案し、カタチにしていきました。お客さまとのなにげない会話や言葉も、心の琴線に触れるパッケージデザインが生まれるヒントとなるのです。アーティストにもアートディレクターにもご納得いただけるデザインと、貼箱の仕上げを実現できました。

納品後、お二人からいただいた言葉を紹介します。

○野波 浩氏(株式会社スタジオ・ノア 写真家)
写真集『HIROSHI NONAMI PORTFOLIO 1989-2007』のボックス見本を村上さんから手渡される時、ひと目でそれが私の求めていたものであると確信できた。手に取ってみれば、その質感、堅牢感、仕上がりの丁寧さ、全てが納得のいく手触りだった。
モチーフの命を一瞬にして写し撮るというフォトグラファーの宿業として、私は理屈や検証を好まない。ひと目見た印象だけが私の全てであり、それが命そのものだと思っている。村上さんの作る貼箱は、見事なまでにクオリティそのもので応えてくれた。
にこやかな笑顔で私のスタジオに訪れてくれた村上さんの柔和な瞳にも、貼箱職人としての気概がひそんでいたように感じられる。言い訳のない仕事でクオリティを伝え合う、とても心地よい理想的なコラボレーションに成功した。
次に、また自分の作品を集大成する機会に恵まれたなら、今度はどのような技術とアイデアで挑んで頂けるのか、今から楽しみにしています。

<野波 浩氏 プロフィール>
江角マキコ写真集「E-MODE」から5年ぶりに新作写真集「Mousa」を発表し、その作品の数々はCG、コンピュータ処理ではなくすべて手作業であり、圧倒的で独特な世界観を放っている。
ナイトメア、陰陽座、劇団☆新感線、宝塚歌劇団など音楽、舞台など多数の宣伝写真を手掛け活動中。

写真家・野波浩氏については、こちらをご覧ください。
ClippinJam CREATOR FILE
「ストーリー性なんて、考えてない。理屈より感じることが大切やから」

○田中 克幸氏(株式会社ケイプラント アートディレクター)
写真集『HIROSHI NONAMI PORTFOLIO 1989-2007』のために、私は何としてもよい箱を作ってくれるアテを見つけなければならなかった。おおよその形と機能は決まっていたが、それを作る職能に出会えないまま、ふと1年以上も前に扇町インキュベーションプラザで交わした名刺を思い出した。おお、ともあれ天神ノ森へ突撃!
線路脇にこんもりと杜の繁った天神ノ森天満宮からほど近く、のんびりした下町を縫うように歩くと、村上紙器工業所に辿り着いた。ご家族で営む典型的な家内制手工業の小さな工場には、化粧紙と芯紙を圧着する膠の柔らかい香りが充満し、所狭しと様々な機械が並んでいる。代表の村上誠さんは、その工場を1階から2階へと丁寧に案内してくださって、貼箱魂の伝導に余念がない。いきなりの電話にもかかわらず、村上さんは快く私の訪問を迎え入れてくださり、その場で箱の構造にも具体的なご提案をしていただいた。あとは用紙や強度や見積やらで打ち合わせは進み、上がったサンプルは120点の超満点、一件落着を迎えることができた。

白雪姫は猟師に連れられ森に迷い込んで七人の小人に助けられたが、私は天神ノ森へ突撃して村上一家に助けられたわけです。これからもよろしくお願い申し上げます。
株式会社ケイプラント 田中 克幸

この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。

野波浩氏 ポートフォリオ貼箱
https://www.hakoya.biz/item/collaboration/item_46.html

新しいターゲット層に訴求するためのパッケージデザイン

2018年08月05日(日)|貼箱

新たなブランドのターゲット層は20代。普段から気軽に使えるジュエリー商品を展開するとのことでした。せっかくオリジナルでパッケージを作るのですから、購入される若い世代のお客様に素敵なイメージを持っていただきたい。その上で、手に取りやすく、しかしカジュアルすぎない落ち着いた気品のあるパッケージであることが必要だと考えました。真珠というとやはり大人のイメージ。それまでは30〜40代向けのフォーマルな真珠のジュエリーが商品の主流で、パッケージも重厚な雰囲気でした。

今回、若い世代向けにもっと明るい感じでとご提案をさせていただいたのが、パール紙を基調にしたシンプルな貼箱。内装は外側のパール紙とは対照的に、黒の高級ウレタンを使ってコントラストをつけ、エレガントで上質感のある雰囲気に仕上げました。

この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。

ジュエリー(真珠)の貼箱
https://www.hakoya.biz/item/cosme-accessory/item_801.html

パッケージはブランドへの投資。 コストや技術の課題を越えるカタチ

2018年08月05日(日)|貼箱

貼箱は、箱の構造などの仕様を複雑にするほど費用がかかります。加工工程や材料準備に手間がかかるからです。貼箱が商品価格に見合わないくらい高価になってしまうと、実際には使うことが難しくなります。はじめにそれを見極めておかないと、長い時間をかけて企画しても無駄になってしまいます。

初めの段階では理想と高いモチベーションを持っているクライアントさんも、見積りをすると現実的ではないことを悟られるということがよくあります。そんな事態を避けるため、弊社では早い段階で、現実的なご予算の話をさせていただいています。

それと同時に「パッケージはコストではなく、ブランドへの投資だと考えてください」というお話もしています。特に日本では“パッケージ=コスト”という考え方なので、少しでも安くしたいと思われがちです。しかし、例えば米国アップル社のように“パッケージはブランディングの一環”という高い意識レベルで考えている企業もあります。iPhoneのパッケージ(あれも貼箱です)は、箱が話題になることもありますし、アップル社のブランドらしさを表すものです。

パッケージはお客様が商品より先に手にするもの。そのときの見え方で、そのブランドのイメージが決まるのかもしれません。だからといって「こんなパッケージにしたい」という想いだけでは、実現しません。理想を現実に落とし込む工夫が必要です。私たちは、技術的な課題やコストを克服しながら、一番いいカタチの貼箱をご提案しています。

こちらの貼箱は「上質で特別感のある、素敵な貼り箱をお願いしたい」とご相談をいただき、コストや技術の課題を乗り越えて実現した、ハイヒールの案件です。

この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。

美しいシルエットのハイヒール・ブランドを伝えるパッケージ
https://www.hakoya.biz/item/cosme-accessory/item_914.html

パッケージからブランド構築までトータルにサポート

2018年08月05日(日)|貼箱

現場責任者であるショコラティエご本人様から相談をいただき、パッケージについて話をしているうちに、話はお店全体のブランディングの話に。「店舗が開業してまだ数年。明文化されたコンセプトもなく、ブランディングができていないので、催事期間だけデパートに出店しても、多数のお店の中に埋もれてしまう」とお悩みでした。

CHOCOLATE BRANCH様のチョコレートはクオリティがとても高く、「食べれば分かる」のですが、まずはお客さまに手にとって食べていただかなければ、分かっていただけません。そのために、パッケージを含めたお店独自の世界観を表現し、“魅せ方”に工夫をすることが必要です。それこそがブランディングであり、お客様からの“見え方”を大きく左右するのです。

ブランディングの構築には、プロによる戦略的なコントロールが必要です。
そうなると、単なる「商品」が「ブランド」へと昇華するのです。

CHOCOLATE BRANCH
http://www.chocolate-branch.com/
大阪府豊中市原田中1丁目17番5号
TEL:06-6854-8028
TEL:06-6854-8028

この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。

「感謝の気持ち」チョコレート貼箱&ブランディングプロデュース
 https://www.hakoya.biz/item/bottle/item_919.html

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