パッケージデザインのお悩み、重要性とは?
公開日:2024年02月05日(月)|ブランディング
さて、商品パッケージ/パッケージデザインの本質的なテーマです。
「商品パッケージは、何のために必要?」といわれたら、単純にいうと「商品を包む、収めるため」です。昔、商店街の八百屋さんでキュウリを買ったら新聞紙にくるんで渡されてましたが、今の時代それはありません。大抵のものは、何らかのカタチでパッケージング(包装)されています。
ブランドイメージを伝える
パッケージの役割は購買意欲を高める
パッケージング(包装)は機能的には「包む」「運ぶ」「保護する」ことですが、消費者が「買うか、買わないか」を決めるとても重要な判断材料でもあります。これは機能よりもある意味それ以上にとても重要なことで、商品の売上げに直結します。
そしてもう一つ大切なことは、ブランドイメージを伝えること。
典型的な事例でいうとスターバックスやティファニーのパッケージ/パッケージデザインは、ひと目見てそのブランドだとわかります。
スターバックスのロゴマークやティファニーブルーのパッケージ/パッケージデザインが、ブランドイメージとして消費者の頭の中に出来上がっているのです。それほど、パッケージやパッケージデザインが持つ役割は大きいと言えます。
この他にもアップルやメルセデス、エルメスなど、世界的なブランドは必ずブランドイメージを伝えることを経営戦略として、膨大な時間と予算を費やしています。
だから、こんなイメージが出来るんだと思うかもしれません。確かにそうなんですが、では中小零細企業に出来ないかというと、そんなことはありません。
もちろん、予算やそれにかかる人員など規模は全く違います。しかし、ある程度の予算や手間をかけることで、小規模な企業でもブランドイメージをつくることは可能です。
パッケージデザインをどうしよう?
パッケージの悩みは尽きない
パッケージの専門家にご相談を
ラグジュアリーブランドは別としても、あなたの会社で新商品を出すときやブランドのリニューアルをするときに、「パッケージやパッケージデザインをどうしよう?」と思ったことはありませんか?
恐らく、どの企業もそんな場面があると思います。皆さん、同じ思いで悩んでおられます。
そんなときは、パッケージの専門家に相談ください。
弊社でも、様々な業界からいろいろな案件のご相談をいただき、そのご要望にお答えすべくご提案をさせていただいています。
パッケージで課題を見える化する
商品の訴求力、熱量、高付加価値?
企業のお悩みは、ほんとに様々です。今までのイメージを変えたい、他社との差別化、ブランドの熱量を伝えたい、高付加価値で売るための箱をつくりたい、など単純に「売上アップ」だけではありません。
もちろん売上げは大きな目的の一つですが、その前に上記のような「イメージを変えたい、他社との差別化」などの戦略があって、その結果として売上げにつながります。
パッケージやパッケージデザインを使って、ブランドの熱量を伝えたいや高付加価値で売るための箱をつくりたいという課題を「見える化」することで、ブランドイメージを伝え売上げアップに貢献するのです。
コンセプトをパッケージデザインで表現
B2Bにもブランディングが求められる時代
弊社の典型的な成功事例ですと、業務用ソフトウェアのパッケージ/貼り箱(上写真)があります。
お客様からは「パッケージに高級感が欲しい」とよくいわれますが、このときのお題(コンセプト)は高級感ではなく「上質感」。細部にまでこだわり抜いた質の高さで、手にした人の「感性」に訴えるもので、単に豪華絢爛なものではありませんでした。
そこで、シンプルで美しく印象的なデザインやパッケージ構成をご提案させていただき、素材選びから全体のパッケージデザインし制作しました。
ソフトウェアメーカー様にも大好評で、今までのパッケージからこの箱に変えたことでブランドイメージを伝えることに成功。全体のリブランディングを含めてパッケージをリニューアルしたことで売上げが約2割、数億円アップしたそうです。
パッケージ/化粧箱は単に商品の「見た目を良くする」だけでなく、企業/ブランドの思いや考え方をユーザーに伝えることが出来ます。つまり、ブランドとユーザーを結ぶコミュニケーションの役割を果たします。それが結果として、商品の売上げにもつながるのです。
パッケージは「ブランドコミュニケーション」と考えていただくと、そこに新たな意味が生まれます。
あなたのお悩みやご要望は、これかもしれません。
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