貼箱とはどんな箱?

公開日:2019年08月17日(土)13:29|貼り箱

「貼り箱とは」ページ
お客様から質問されることもとても多いので、「貼り箱とは」というページを作成しました。

一般的な貼り箱の説明は上記のページをご覧いただければと思いますが、弊社が考える貼り箱の特徴や強みを説明させていただきます。

一般的に紙のパッケージには大きな区分として段ボール箱、組み箱(折り箱、トムソン箱)、貼り箱があります。

段ボール箱は、主には商品を運ぶための外装ケースとして使われます。
段ボールシートを多層構造にすることで軽いのに強度があり、輸送中の衝撃から中身を守ることができます。
日本国内では95%以上の再生率を誇り、リサイクルの優等生です。

組み箱、折り箱との違い

組み箱(折り箱、トムソン箱)は、商品の化粧箱としてはもっとも一般的なパッケージ。
コートボールと呼ばれる板紙、表面が白く塗工されているので印刷に最適でビジュアルを中心としたデザイン表現性が高く、機械化による大量生産が可能。

しかも量産によって安価に生産できるため、コストを抑えながら大量生産に適しています。

貼り箱はただの外見ではなく一番外側にある中身、意匠、CMFデザイン、パッケージ

貼り箱は素材感をいかしたパッケージ

そして、貼り箱(貼箱ともかきます)。
厚さ1〜2mm程度のボール紙(厚紙)で箱の中芯をつくり、その上から素材(基本的に紙、他に布など)を糊(ニカワ)を使って貼ってつくる箱のことをいいます。



段ボール箱や組み箱に比べると貼り箱は高価であり、比較的量産には不向きな部分もあります。
特に「コスト」として考えると、組み箱に比べてかなり割高です。単純比較だと1個あたりの単価では数倍〜10倍以上です。もちろん、仕様やロット数によります。

化粧箱としての機能的価値は、厚さ1〜2mm程度のボール紙を使っているので折り箱に比べて強度があり、しっかりとした商品保護が出来ます。

そして何よりもう一つの大きなポイントは、感情(情緒)的価値としての美粧性です。
組み箱は、基本的に印刷を使ったビジュアル表現、パッケージデザインです。

貼り箱は同じパッケージデザインでも、ビジュアルというよりも(ビジュアル表現の貼り箱もあります)芯材であるボール紙の上に貼る素材が特徴です。

貼り箱はただの外見ではなく一番外側にある中身、意匠、CMFデザイン、パッケージ

素材としては基本的に「紙」を使いますが、主にファンシーペーパーと呼ばれる印刷用紙と違った手触り感など質感や色を使った装飾性の高い洋紙を貼ります。

そのビジュアルではない素材感、質感をどう活かすかが貼り箱としてのパッケージデザインです。
この素材感、質感を活かしたデザインが、CMFデザイン。

プロダクト表面を構成する「色(Color)、 素材(Material)、 仕上げ(Finish)」の頭文字を取ってCMFデザインといいますが、欧米では20年以上前から考えられていた概念で自動車や家電などプロダクトではとても大切な要素です。

貼り箱はただの外見ではなく一番外側にある中身、意匠、CMFデザイン、パッケージ

これは、数年前のFEEL GOOD CREATION代表の玉井美由紀さんとの出会い。
「CMFデザインって、まさに貼り箱のことやんー!!」と興奮したのが、つい最近のように感じます。

素材感(質感)によって商品コンセプト、そしてメーカー企業、開発者の「思い」を表現する貼り箱。ビジュアル表現とはまた違ったアプローチですが、それが貼り箱の最大の特徴だと思っています。

費用や量産性の面はありますが、貼り箱には独特の美粧性があり、和洋菓子、高級な贈答品やギフト商品、化粧品、美容器具、アクセサリー、DVDケースなど多様な商品に適合。
何よりメーカー企業の思いを届けるものであり、お客様とのコミュニケーションをデザインしたパッケージだと考えています。

化粧箱は商品を包む外装の意匠ですが、その外見は実は「一番外側にある中身」なんです。

そう考えると貼り箱にかける費用は包装資材としての単なる「コスト」ではなく、商品のブランドを創り、お客様とコミュニケーションするための「投資」なんですね。
視点を変えると、新たな貼り箱の姿が見えてくるのかもしれません......。

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貼り箱はただの外見ではなく一番外側にある中身、意匠、CMFデザイン、パッケージ
貼り箱はただの外見ではなく一番外側にある中身、意匠、CMFデザイン、パッケージ
貼り箱はただの外見ではなく一番外側にある中身、意匠、CMFデザイン、パッケージ

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 モノを包むんじゃない。価値を包むんだ。
 パッケージは単なる外装ではなく、一番外側にある中身を表すもの。
 単なる装飾的な付加価値ではありません。

村上紙器工業所

<貼り箱 × ブランディング × 体験デザイン>
ブランドは、そのイメージや感じ方をコントロールすること。
シンプルで美しく、お洒落なオーダーメイド貼り箱を通して
商品や企業が本来持っている思い、そしてブランドとしての
「〜らしさ」をメッセージとして伝えます。

手間をかけることは「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが私たちの仕事です。

貼り箱にとっての感性品質とは、性能や効率だけではなく
心地よい、官能的、温もりがある、などデザインや素材感を活かし
人の “感性” に直接響く「魅力的品質」をいいます。

そんな “ゾクゾクするほどの美しさ” や “ワクワク感” のある貼り箱を
私たちは作っていきたいと考えています。

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