ハードだけでなく、ソフトを融合させたパッケージ/貼り箱

公開日:2019年11月08日(金)貼り箱

独自化しないと、お客様から選ばれない

昨日は、同志社大学商学部の准教授と学生さん6名が弊社工場へ来社されました。春の展示会で声をかけていただいて、紙器業界の動向について話をお聞きしたいと…。

価格競争が激しい業界で、他社とどう差別化しているかなどの質問につて、お話をさせていただきました。
ゼミの研究生で珍しく、紙器(パッケージ)業界の研究をしているとか。
当初は「他社より優れた製品をつくっているのですか?」などの質問がありましたが、「ウチは製造業ですが、ハードよりもソフトが売りです。」と彼らにとっては予想外の答えに驚いていたようです。

差別化と差異化の違い

差別化とは、価格(安い、高い)とか納期(早い、遅い)など同じ軸線上での差。
ではなくて差異化、もしくは独自化(他社とは全く違うベクトル)をしないとウチのような零細町工場は残れないと。

私たちのミッションは
ブランドコミュニケーション
顧客価値としての貼り箱を提供すること

今の時代、貼り箱というモノだけを売っていてはダメです。
ウチはパッケージ/貼り箱(モノ)の力で、ブランドコミュニケーション(ブランドの本質を顧客に伝え、ブランドイメージを定着させていくこと)をデザインするという「顧客価値(コト)」を売ってるんです。マーケティングやブランディングも含めた貼り箱の価値です。
と話しました。

ハード(貼り箱)だけでなく、ソフト(顧客価値)を組み合わせたパッケージ、化粧箱を創造していく仕事です。

時間があまりなかったので深いお話はできませんでしたが、先生も含めて興味深く聞いていただきました。さて、どんなレポートになるんでしょうか?! 楽しみです。

お土産にいただいたのは、「五感」のお菓子。ちょうどウチは変形の箱は作ってませんと話してたところ、五角形の貼り箱をいただきました。

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