パッケージもカクテルも、さじ加減でクオリティが決まる

公開日:2025年05月20日(火)貼り箱



先日、行きつけのBARでオーダーした初めてのボンドマティーニ。

Shake, not steer.

007 ジェームズ・ボンドの名台詞です。

通常マティーニはステア(かき混ぜる)で作りますが、ボンドマティーニはシェイク。
シェーカーの中でお酒と氷をシェイクするんですが、「どんな氷を使うか」「どんな強さで、シェイクをどこで止めるか」で味が変わります。

シンプルな作り方でしかもレシピは同じでも、バーテンダーの技術で違う味になります。
バーテンダーのほんとに微妙なさじ加減です。

現場と経営者の意思がクオリティを決める

実は、貼り箱もまったく同じです。
基本的にはどの箱屋が作っても、ぱっと見は同じ貼り箱。

しかし実際は、箱屋によってそのクオリティはかなり違ってきます。
どういう箱にするか? 形状は? 大きさは?
素材の選び方はもちろん、何よりも加工時にみられる仕上げは会社によって大きな違いがでます。

これら技術的なことは基本にありますが、クライアントからのヒアリングから商品やブランドが生まれた背景、コンセプトなどをお聞きします。最終的に「どんな貼り箱にするのが、このブランドにとって一番いいのか? 色の組み合わせをどうするのか?」などなど、さまざまな要素を考えながらおパッケージデザインを決めていきます。

貼り箱をつくる現場と経営者の意思が、最終的なクオリティを決めるといってもいいでしょう。

まさに技術と意思は両輪であり、どちらか一方が欠けてもいい貼り箱は作ることはできません。ある意味、バーテンダーのつくるカクテルと似ているように思います。

貼り箱とカクテル、全く異なるものですがそこに流れる思想は同じかもしれません。

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