想いが込められたフラワーギフトボックス／化粧箱
公開日：2020年04月28日（火）
唯一無二のフラワーギフトボックス
ウエディングフラワーデザイナーがプロデュースするお花のアトリエメゾン「Lee.espoir（リー・エスポワール）」様からのご依頼。
同メゾン・オリジナル商品【DearBoxー愛しい人へー】のパッケージ（貼り箱）を製作させていただきました。
最初にお話をいただいたときは、かなり高レベルの貼り箱をご希望されていました。
費用的にもそれなりになり、技術的にもどうかと思う部分があったため、弊社としては別案をいくつか提案をさせていただきました。
オーナーでもあるフラワーデザイナーの方からは、「どうしてもこの箱をつくりたい」という２段横開きの貼り箱への思いが特にありました。
弊社でも今までこれに似た貼り箱を作ったことはあるのですが、天面が斜めになってる場合、合わさったときに合わせ目がキレイな箱になるかということが問題でした。
どうしても貼り箱の特性上（紙板が２mm程度の厚みがある）、切り口を斜めにすると若干ですが隙間があいてしまうのです。
箱屋としては、その仕上がり具合が気になっていました。
しかし、私たち箱屋の考え（技術面）とは裏腹に、フラワーデザイナーさんにはこの想いをカタチにすることが一番だったのです。その後改めて、入念に打ち合わせをさせていただきました。
その想いカタチにすることを第一に考えて設計から見直し、この貼り箱が出来上がりました。
技術的には可能な限り、上質感や見た目のキレイさ、そしてクライアントの想いを表現できたと思います。
もう一つは、かぶせフタ式（C式）の貼り箱。
こちらはよくある形式ですが、フタを普通にかぶせるのではなくフタ内側に枠をつくり、フタをかぶせたときに中のお花に当たらないようにフタを浮かしています。
ちょっとした工夫ですがお花を守り、より美しく保つようにしています。
出来上がった貼り箱は、フラワーデザイナーやスタッフの方にも大変喜んでいただきました。
そして何より、愛しい人への想いを込めたお花が飾られました素敵なフラワーボックス。
【DearBoxー愛しい人へー】が、出来上がりました。
この箱には贈る方、贈られる方の想いがたくさん詰められています。
今の時期、母の日のプレゼントにいかがですか？
お花のある暮らしって、いいですよね。
Lee.espoir
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「お客さまインタビュー」シリーズ 2
フラワーデザイナーの香山夕子さんが大阪市中央区南船場で経営する「Lee.espoir（リー・エスポワール）」は、ブライダルに特化したフラワーショップ。
撮影：EOS 6D +Makro-Planar T* 60/2.8
Photo by Makoto Murakami
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