マーケティング視点を養おう!
公開日:2018年03月27日(火)07:18|セミナー・勉強会
昨夜は、パッケージの構造設計からデザインまで総合的に学ぶ「大阪パッケージアカデミー」の番外編セミナー「パッケージデザインの意図を紐解こう!」が行われました。
第一部はパッケージデザインミニセミナー、「マーケティング視点を養おう!」。
パッケージデザイナー三原美奈子さんによる、パッケージデザインに欠かせないマーケティング感覚をわかりやすく解説してもらいました。
第二部は、「商品分析ワークショップ」。
セミナー内容を受けて実践するワークショップで、この商品のパッケージは「なぜこの形状なのか」、「なぜこのデザインなのか?」など、全てのパッケージデザインには理由があります。
参加者には300円までの「箱入りスナック菓子」を持ってきていただき、それを皆さんで紐解いてみることに!!
通常は「商品パッケージ」をマーケティングの視点でみることはありませんが、メーカーは市場における自社商品のポジショニングなどを考慮しながら、どのマーケット(ターゲット層)に向けて商品開発をしていくかを決めていきます。
そして最終的には、パッケージの形状やビジュアルに落とし込みます。
単なる見た目だけでなく、店頭の棚に並べられたときに「どう見えるか?」なんかも検証され、色使いや文字など緻密な計算の元にデザインされます。
そうやってみていくと、普段食べているお菓子なんかも、いろいろなことを考えて作られているのですね。とても興味深いお話、そしてワークショップでした。
これが弊社でつくる「貼箱」になると、基本的にビジュアルはないですが(笑)、貼箱のサーフェイス(表面)を構成する「COLOR(色)、MATERIAL(素材)、FINISH(仕上げ)」の3つの要素によってパッケージの質感 を大切にし、美しくどことなく色気や艶っぽさを感じさせるデザインは、商品イメージを "感性" に訴えかけていくのです。
大阪パッケージアカデミは、半年間に渡り設計・企画・デザインを座学と演習、現場実習を通して学ぶ総合コースです。現在、4月から始まる2期生を募集中です〜!!
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モノを包むんじゃない。価値を包むんだ。
パッケージは単なる外装ではなく、一番外側にある中身を表すもの。
単なる装飾的な付加価値ではありません。