世界観を表現するためのヒアリングが、パッケージの質を引き上げる

公開日:2018年08月05日(日)17:25|貼り箱

写真家・野波浩氏の写真集のパッケージ。制作した貼り箱について、野波氏からは「クオリティを伝え合う、とても心地よい理想的なコラボレーション」、アートディレクターの田中克幸氏からは「120点の超満点」と、嬉しい声をいただきました。

きっかけは、野波氏のポートフォリオ写真集を制作されたアートディレクターの田中氏が、別の印刷会社のサンプルのパッケージに納得できず、弊社にご相談いただいたことでした。お話をいただいたときに感じた私のインスピレーションで、素材や色の組み合わせを提案し、カタチにしていきました。お客さまとのなにげない会話や言葉も、心の琴線に触れるパッケージデザインが生まれるヒントとなるのです。アーティストにもアートディレクターにもご納得いただけるデザインと、貼り箱の仕上げを実現できました。

納品後、お二人からいただいた言葉を紹介します。

○野波 浩氏(株式会社スタジオ・ノア 写真家)
写真集『HIROSHI NONAMI PORTFOLIO 1989-2007』のボックス見本を村上さんから手渡される時、ひと目でそれが私の求めていたものであると確信できた。手に取ってみれば、その質感、堅牢感、仕上がりの丁寧さ、全てが納得のいく手触りだった。
モチーフの命を一瞬にして写し撮るというフォトグラファーの宿業として、私は理屈や検証を好まない。ひと目見た印象だけが私の全てであり、それが命そのものだと思っている。村上さんの作る貼箱は、見事なまでにクオリティそのもので応えてくれた。
にこやかな笑顔で私のスタジオに訪れてくれた村上さんの柔和な瞳にも、貼り箱職人としての気概がひそんでいたように感じられる。言い訳のない仕事でクオリティを伝え合う、とても心地よい理想的なコラボレーションに成功した。
次に、また自分の作品を集大成する機会に恵まれたなら、今度はどのような技術とアイデアで挑んで頂けるのか、今から楽しみにしています。


<野波 浩氏 プロフィール>
江角マキコ写真集「E-MODE」から5年ぶりに新作写真集「Mousa」を発表し、その作品の数々はCG、コンピュータ処理ではなくすべて手作業であり、圧倒的で独特な世界観を放っている。
ナイトメア、陰陽座、劇団☆新感線、宝塚歌劇団など音楽、舞台など多数の宣伝写真を手掛け活動中。

写真家・野波浩氏については、こちらをご覧ください。
ClippinJam CREATOR FILE
「ストーリー性なんて、考えてない。理屈より感じることが大切やから」


○田中 克幸氏(株式会社ケイプラント アートディレクター)
写真集『HIROSHI NONAMI PORTFOLIO 1989-2007』のために、私は何としてもよい箱を作ってくれるアテを見つけなければならなかった。おおよその形と機能は決まっていたが、それを作る職能に出会えないまま、ふと1年以上も前に扇町インキュベーションプラザで交わした名刺を思い出した。おお、ともあれ天神ノ森へ突撃!
線路脇にこんもりと杜の繁った天神ノ森天満宮からほど近く、のんびりした下町を縫うように歩くと、村上紙器工業所に辿り着いた。ご家族で営む典型的な家内制手工業の小さな工場には、化粧紙と芯紙を圧着する膠の柔らかい香りが充満し、所狭しと様々な機械が並んでいる。代表の村上誠さんは、その工場を1階から2階へと丁寧に案内してくださって、貼り箱魂の伝導に余念がない。いきなりの電話にもかかわらず、村上さんは快く私の訪問を迎え入れてくださり、その場で貼り箱の構造にも具体的なご提案をしていただいた。あとは用紙や強度や見積りやらで打ち合わせは進み、上がったサンプルは120点の超満点、一件落着を迎えることができた。

白雪姫は猟師に連れられ森に迷い込んで七人の小人に助けられたが、私は天神ノ森へ突撃して村上一家に助けられたわけです。これからもよろしくお願い申し上げます。
株式会社ケイプラント 田中 克幸

この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。

野波浩氏 ポートフォリオ貼り箱
https://www.hakoya.biz/item/collaboration/item_46.html

野波浩氏ポートフォリオ、世界観を表現するためのヒアリングがクオリティを左右する
野波浩氏ポートフォリオ、世界観を表現するためのヒアリングがクオリティを左右する

★ブランド価値を高めるパッケージ。オリジナル貼り箱企画製造★

村上紙器工業所

<貼り箱 × ブランディング × 体験デザイン>
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シンプルで美しく、お洒落なオーダーメイド貼り箱を通して
商品や企業が本来持っている思い、そしてブランドとしての
「〜らしさ」をメッセージとして伝えます。

手間をかけることは「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが私たちの仕事です。

貼り箱にとっての感性品質とは、性能や効率だけではなく
心地よい、官能的、温もりがある、などデザインや素材感を活かし
人の “感性” に直接響く「魅力的品質」をいいます。

そんな “ゾクゾクするほどの美しさ” や “ワクワク感” のある貼り箱を
私たちは作っていきたいと考えています。

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