コンセプトを見出す力が、商品の本質を捉えた提案につながる
公開日:2018年08月10日(金)17:18|貼り箱
弊社には、和洋菓子などの食品から、特別なギフト商品やアート作品などの高額品まで、広範囲な分野・業種のクライアント様からパッケージ、ギフトボックス制作のご依頼があります。
多くの場合、ご依頼時のイメージは漠然としていて、具体的ではありません。
しかしあるべき姿を提案し、化粧箱にすることが、私たちの仕事です。
パッケージのご要望で多いのは、「高級感のある貼り箱」というものです。「高級感」というと、広いイメージがあります。豪華で派手なものも高級感があると言えます。
一方で、落ち着いたシックなデザインも高級感だと言えます。
では「上質感」という言葉はどうでしょう?
「豪華で派手」なものをイメージされますか?なんとなく「落ち着いたシックなイメージ」、「重厚感のあるモダンなデザイン」を想像しませんか?
ここでご紹介するのは「上質感」というコンセプトに合う貼り箱をつくれないかと、デザイン会社さんからのご相談をいただいた案件です。クライアント様が老舗のソフトウェアメーカーということで、パッケージは「質のよさ」を感じさせるものにしたいという依頼でした。
デザイン会社さんは、まず従来から取引しているパッケージ会社に依頼されました。けれど、思うような案が出なかったということで、弊社にご相談いただきました。キーワードは「上質感」。
その意味するところをうまく捉えられるかどうか。そこがポイントだったようです。同じような案件を多く手がけていないと、感覚的に捉えにくいかもしれませんね。
話をお聞きして、そのコンセプトの本質的なものが理解できた私は、すぐに貼り箱のイメージが頭に浮かびました。普段弊社でつくっている貼り箱が、そのクライアント様の求める「上質感」に近いものだったのかもしれません。
この案件は、コンペだったのですが、みごとに受注。クライアント様も、納得のデザインだったようです。
この事例の詳細は、下記ページをご覧ください。
“上質感”がコンセプト、シンプルで美しいソフトウェアパッケージ(貼り箱)
https://www.hakoya.biz/item/equipment/item_803.html
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(まずは、ちょっと電話で話を聞いてみたいという時は 06-6653-1225 担当:村上 誠 まで。)
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モノを包むんじゃない。価値を包むんだ。
パッケージは単なる外装ではなく、一番外側にある中身を表すもの。
単なる装飾的な付加価値ではありません。