人の心に響く、感じるものづくり

公開日:2019年01月28日(月)貼り箱

機械なのに、有機的で人間臭さあるもの…..。

昨夜の情熱大陸で、独立時計師のことが語られていました。

時計メーカーの多くは細かな部品から組み立てまで分業制で大量生産をしますが、世界中で30数人しかいない独立時計師という職人がいます。
個人でネジや歯車などの部品を、すべて自分で作るという究極の手作りです。

その製作工程をみましたが、金属加工など大手メーカーなら間違いなくNC旋盤などコンピューター制御の機械で削るような作業を、機械は使いますがほぼ手作業に近いアナログな方法で作っていました。

すごいですね!!
スイスや日本の高級時計メーカーの逸品なら、熟練職人が最終組立てを一人でを行う超高級腕時計はありますが、各々のパーツまで自分で作ることはありません。
聞くところでは、実際はかなり機械化が進んでいるとのこと。

それを、1/1,000ミリ単位の精度で手作業で金属を削り出して、歯車を作ったり全部自分で行うのはちょっと普通では考えられない技です。
それもデザインから顧客と話しをしながらオリジナルを作っていくとは、まさに究極のものづくりです。

生産性とか効率化では得られない人の心に響く、感じるものづくり

我々のつくる貼り箱も手作りですが、流石にここまでのものではありません。
当然です。貼り箱と比べるのは、独立時計師の方に失礼ですね。

貼り箱は、手作りと言ってもあくまでも工業製品。一個づくりの「作品」、「アート」ともいえるものとは違います。

土俵は全く違いますが、ここまで技とこだわりを極めるものづくりは見習いたいと感じました。お客様から、「いくら出しても、何年待ってでも欲しい。」と思わせる商品を作りたいです。
ここまでいくと、もうマーケティングとか関係ないですからね〜。
まさに、プロダクトアウトの極みです。

20世紀は大量生産の時代でしたが、21世紀になりロボットやAIが出てくる世の中。この独立時計師の方のようなものづくりは、AIでは絶対にやらない作り方です。生産性とか効率とかを全く無視して、というより完全に真逆を行ってます。今のデジタル社会、でもそれが実に有機的で、人にとってはたまらない魅力に感じるんだと思います。

生産性、効率化、大量生産の中にあって、人の心に響く、感じるものづくりが求められているのかもしれません。

我々の貼り箱づくりも、人に求められる感性を持って行っていきたいです…….。

情熱大陸
菊野昌宏(孤高の独立時計師)
https://www.mbs.jp/jounetsu/2019/01_27.shtml

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