村上紙器工業所の作品

「切り絵ハサミ(はさみ)」の貼箱

2011年10月23日(日)11:04

現在はフランスに在住で、世界的に活躍されている"切り絵作家"の蒼山日菜(あおやま ひな)さんの「オリジナル切り絵ハサミ」の貼箱です。

蒼山日菜さんが、国内のメーカーと「レース切り絵専用ハサミ」を共同開発されました。そして、それを納めるパッケージも価値あるものにしたいとご相談を受けました。


「切り絵ハサミ」の貼箱
「切り絵ハサミ」の貼箱


箱としては小さいものですが、シンプルでありながら存在感のあるパッケージということで、貼箱のカタチはシンプルな「C式」を採用。その代わり、貼る素材は存在感のある「五感紙(黒)」を選びました。

そしてロゴの箔押しの色は、黒の背景に合い、シックな高級感のある「プラチナ金(シルバーに近い上質感のある金色)」です。
「Hina Aoyama」の文字は問題なかったのですが、右側にあるシンボルの図柄がとても繊細で最初にデータをいただいた時は、これだけ細かい部分は箔押しでは難しいと思いました。

箔押しの「凸版」を作る際に版屋さんとも相談し、細過ぎる部分は若干太らせてもらうなど調整してもらい、テスト押しでは予想以上にディテールが出たので、そのまま本生産に移りました。

そしてさらに難しかったのは、はさみを納めるウレタン・ゲスです。
はさみのカタチにウレタンを木型で抜くのですが、一般的な四角いものや円形と違い、これだけ曲線部分があると簡単に行きません。

最初のプロトタイプのサンプルをお預かりし、鋏(はさみ)メーカーさんから図面もいただきました。しかし、プロトタイプのサンプルと図面の寸法に誤差があり、実際のものは図面通りの寸法なのか不安がありました。
そこで直接ハサミ・メーカーさんの担当者に電話をして、詳しいことをお聞きしました。
実物は「型」で作るらしいのですが、ハサミという性格上、「左右」を合わせて切れ具合の調整をする段階で削るなど微調整をするので、寸法に若干バラツキが出るとのことでした。
それらを考慮して、木型の寸法を決めていきました。
かなり大変な作業でしたが、ハサミも上手く収まり、一安心という製作工程でした。

でも、出来上がった「貼箱」は、蒼山日菜さんの「オリジナル切り絵ハサミ」にふさわしい、衣装を身にまとってもらったと思います。


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そして、その善し悪しは "売り上げ" に直結します.....!!


「切り絵ハサミ」の貼箱
「切り絵ハサミ」の貼箱
「切り絵ハサミ」の貼箱
「切り絵ハサミ」の貼箱
「切り絵ハサミ」の貼箱


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