貼箱のブレンダー:「貼箱士」村上誠のブログ

黒谷和紙「工芸の里」(3)

2009年07月11日(土)16:24|ワークショップ

京都綾部にある黒谷和紙「工芸の里」での「和紙漉き体験」シリーズの最終回です。
いよいよ、我々参加者で「紙漉き」を行なっていきます。

前回の本格的な簀桁(すげた)とは違い、今度は「体験用」のハガキ・サイズが8枚漉けるというものです。

「これなら、簡単(笑)!」と思いながら、まず職人さんが見本を見せてくれます。
確かに、ハガキ・サイズという小さな面積なので、初めて人でも「ムラ」になることは
殆どないでしょう。

それにしても、一度に8枚も漉けるのはいいですね。
コツは大きさに関係なく、「紙素(しそ)」の入った水を、まんべんなく簀桁に馴染ませること。
そのため、水を沢山すくってからかなりの勢いで、簀桁を前後左右にゆすります。
そうすることで、「紙素」が均等に広がり、水平な紙になるのでです。

ここでは、一旦一層目を漉き、その上から色の着いた「紙素」をチューブで置き、再度その表面にもう一層「紙素」を漉いていきます。
最後の3層目は、色の着いた「紙素」を固定させるために、幕を張るような役目をします。

和紙職人さんの指導の元、本場の「黒谷和紙」の産地で行なった「紙漉き」。
今回、和紙が出来るまでの長い工程を、実際の現場を見ながら学ぶことができたのは、ホントに貴重な体験でした。

最初にも書きましたが、これだけ手間暇をかけて作る黒谷和紙は、「貼箱」の製作過程に通じるところが沢山ありました。

出来てしまうと一枚の「紙」ですが、材料の収穫から紙の元である「紙素」に至までの手間と時間の掛かる工程は、「貼箱」という形になるまでの多くの手間暇をかけるのに、とてもよく似ていました。

ここにも、日本の「職人魂」が生きていることに、誇りを感じます。
世間では、なかなか注目されることもないのですが、こういった「ものづくり」に対する職人の魂や息吹を感じることが出来たのは、素晴らしい経験でした。



貼箱製作工程」は、こちらをご覧ください。



我々も「貼箱」を通して、「ものづくりの魂」を伝えていきたいです。



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★感性品質への「こだわり」オリジナルパッケージ(貼箱)企画・製造★

村上紙器工業所

手間をかけることは、「愛情」をかけること。
「愛情」をかけることが、私たちの仕事です。

感性品質とは、性能や効率だけではなく、「心地よい」「官能的」
「温もりがある」など、デザインや素材感を活かし、
人の”感性”に直接響く「魅力的品質」をいいます。

そんな”ゾクゾクするほどの美しさ”や”ワクワク感”のある貼箱を、
私たちはは作っていきたいと考えています。
そして、あなたの”名脇役”になりたい……。

コメント

らんでざいん|2009年07月13日(月) 19:54

ワークショップイベントをまとめていただきありがとうございました。豊富な写真と解説で当日がしっかりと確認できました。次の活版ワークショップも楽しみですね。

hakoya@村上|2009年07月13日(月) 20:47

らんでざいんさん

本当に、有意義な時間でしたね。
ものづくりも、クリエイターも、童心に戻って「紙漉き」をしていたのが印象的でした。
これからもどんどん、体験していきたいです。




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