日本にも、国家戦略を!(日経新聞)

公開日:2009年7月23日(木)|お知らせ

先週、日経新聞社会部の記者の方から、「今回の選挙について、中小企業の経営者のご意見を聞かせてください。」と取材を受けました。
その時のインタビューの一部が、今日の日経新聞夕刊に掲載されました。

「景気対策」の名の元に、行政からは補助金がバンバン使われています。
製造業の場合、「設備投資」に対する補助金がかなり使われているようですが、「設備」が整ったからといって「仕事」が来る訳ではありません。
もちろん、短期的には効果があるかもしれませんが、長い目で見ると「設備が整う=仕事になる」とは限らないのです。

今の世の中、「仕事」そのものが減っているのが現状です。
それを考えると、「ハード」ではなく、「ソフト」に力を注ぐ方が良いでしょう。
日本はやはり、「すぐ形が見える」ことにお金を使いたがりますが、本当は「ものづくり」を教育していくとか、もっと直接的だと企業(特に、中小零細)の販売促進活動に対して、お金を補助する方が、時間はかかりますが実際には効果があると思います。

また、「教育」に関しても、日本は遅れています。
近隣諸国を見ると、現在韓国や中国などは、国家戦略として「デザイン教育」に力を入れています。
私の知り合いのデザイナーは、ここ何年か中国に良く行っていますが、2、3年前の中国では「デザインのレベルは、日本に追いつくのはまだまだ先!」だったそうです。

しかし、最近のデザイン・レベルは、恐ろしいくらいに上がっているそうです。
それだけ、「国家が力を注いでいる」証拠でしょう。

日本にも、そんな「国家戦略」が必要です!

日経新聞2009年7月23日(木)夕刊より

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