お世話になっているクリエイターの皆さまをご紹介

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末川 マキコ 氏

クリエイターズネットワーク #1:末川マキコ氏

公開日:2021年08月18日(水)11:07

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クリエイターズネットワーク

村上紙器工業所の仲間であり友でもある、素敵なクリエイターたちをご紹介します。仕事上のパートナーであるだけでなく、公私にわたって刺激しあえる彼らの存在が、さまざまな糧となり支えとなってくれています。


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村上さんとは、あるセミナーで出会いました。(末川)

 わたしのデザインは、なんて言うか、すべて独学なんです。ひととの出会いとご縁からお仕事を紹介されて、紙媒体やロゴなどをひたすらやってきたんです。もともと可愛いものが好きっていうのは、ありましたけどね。
 あるとき、お世話になっていたクライアントさんにコンサルが入ってっきたんですけど、「なんじゃ、こりゃ?」って思ったんです。これは違うなあ。でも、どうすればいいのか、分からない。これは、誰かに学ばないといけないなあと思って、メビックでやっていたエサキさんのセミナーへ行ったんです。ちょうど自分のことでも、自身の強みが見えなくて、どうしたらいいか分からなくなっていたこともありました。そのセミナーでマコリン(村上さんのことをこう呼んでます。笑)と出会って、名刺交換したのがお付き合いのきっかけです。

 自分の強みがわからないままでしたが、パッケージの方へ進みたいという気持ちがありました。だから、セミナーの後なんかに、いろいろとしゃべったんですよね。で、そのときのマコリンの第一印象は、“熱いなあー”“わたしの男版やわ”だったんです。(末川)


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 ちなみに、ボクの末川さんに対する第一印象は“よく喋るなあー”“ずっと喋ってんなあ”と言うカンジでしたね。(村上)


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知り合ってすぐに、工場見学をお願いしました。(末川)

 先ほども言いましたが、パッケージの方に進みたかったので、速攻で工場見学をさせてもらったんです。工場では、すごい量のサンプルを見ることができました。たぶん、工場にあったパッケージをぜんぶ見せてくれたんじゃないかなあ。量を見るって、とても大事だと、そのとき感じました。
 それ以来、意気投合したというか、一気に仲良くなって、なぜか社交ダンスを一緒に習ったりもしたんですよ(笑)。(末川)
 そうそう、なぜか社交ダンス。(笑)(村上)


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そのころに、ある仕事の依頼があったんです。(村上)

 チョコレート専門店からの仕事の依頼でした。チョコレートの箱のリニューアルと聞いて出かけて行ったのに、パティシェと会ったら、「ブランディングの相談もできますか?」と、言われたんです。それで、“この仕事は末川牧子しかいない!”と、直感したんです。そのころ、彼女はSNSでセルフブランディングをしていたんですよ。セクシー系のイラストを描いて発表していたり、インテリアやマンションのディスプレイだったり、ロゴだったり、たくさん載せていたんでそれらをいろいろ見ていました。その仕事では、ロゴをつくる必要もありましたし、頼むなら彼女しかいないなあと、思ったんです。(村上)


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声をかけてもらって、とっても嬉しかった。(末川)

 いまは個人ですが、当時は大きな印刷会社にいました。冊子の仕事が多かったんですが、“わたしじゃないひとがやってもええやん”って内心では思ってしまっていて、わたしの個性が出せていないと、悩んでいました。そんなときに、新しい分野の仕事の声をかけてもらったので、ホンマに感謝しかありませんでした。プレッシャーもありましたが、“たぶんできるやろー”って、引き受けました(笑)。ふたりでお店までヒアリングに行って外観を見た途端、なんでもやらせてくれそう!って、思いました。だって、お店の屋根にリボンがついていましたからね。(笑)(末川)
 そこ??(笑)(村上)




“艶ガールや!”って、突然マコリンが言ったんです。(末川)


 アイデアを考えるために、いろいろリサーチして、お客さまの想いやショコラティエの想いをイメージしました。「どんなお客さまが来てくれるだろう?」「どんなひとに食べてもらいたいだろう?」そんなことを考えながらアイデアを練っていたら、マコリンが、“艶(ツヤ)ガールや、艶(ツヤ)ガールで行こう”と、突然言い出したんですよ。(末川)
 お会いした社長夫妻がツヤツヤやったんです。(笑)それは冗談で、チョコレートのツヤを連想したんです。(村上)


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プレゼン前にマコリンが嫌なことを言ったんですよ!(末川)

 じぶんとしては、採用になったイラストのマークがイチオシだったんです。オカッパにも、ピンクにも、歯車にも、みんな意味があります。男性にも女性にも、ワクワクしてもらえるようなアイデアとストーリーを感じてもらえるようにと、制作しました。
 なのに、プレゼンに行くクルマの中でマコリンが「じつは、ロゴやけど、うちの奥さんやスタッフに評判が良くないんや…」なんて急に言い出すんですよ。ホンマ、デリカシーがないというか。(笑)
 でも、当日だし怯んでなんかいられないので、ワタシはコンセプト、ブランドストーリー、ロゴへの想いをチカラいっぱいプレゼンしたんです。

 結果的に、大変気に入っていただき採用になりました。

 決まってからは、hpとパッケージを並行して進行したので大変でしたが、そのぶん、やりがいがあって楽しい仕事でした。マコリンがhpの企画をいろいろと出してくれて、チョコレートとお酒のマリアージュという切り口でライフスタイルの提案をしました。ありがたいことに、売り上げが伸びたとお聞きしています。パッケージの評判だけでなく、関わる限りは、全体が成功しないと意味がありませんからね。(末川)


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マコリンがレールを敷いてくれて、その上を走ることができました。(末川)

 チョコレートの仕事はマコリンの中にイメージがあって、レールを敷いてくれたと感じています。だから、とてもやりやすかったですね。マコリンの意向が強かったけど、もともとふたりの思考は同じな
ので、“それは、そうだ”“ワタシの想いも同じだ”と、思えました。波長がすごく合うので、上手く行ったと思います。

村上さん(ここは敬意を込めて 笑)は責任感が非常に強いひとです。パッージのことだけでなく、プロジェクト全体に責任を持って取り組む姿勢が素晴らしいです。どんなことでも他人事にしないで、リーダーシップを発揮して良いものへ導いてくれます。当時のワタシは自信をなくしていたけど、この仕事のおかげで一つの道筋が見えたように思います。また、仕事を一緒にしたいと思います。
 いまはナチュラル系や美容系の仕事が多いんです。地球や水を汚さないことが大切な時代ですから、後の世代にいまのままの地球を残していくような商品を、こんどは二人で一緒にやっていけたらいいですね。


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そうそう。また、一緒に仕事をやりたいね。(村上)

 モノづくりの企業というのは、基本的には極端に「ハード」に偏っているからね。だから、キミのような、いい意味でユニークな発想ができて独自の世界観を持ったクリエイターたちとお付き合いすることで、他社にはないソフト力がわが社の価値として積み重なっていくと思っています。また、末川さんのチカラを借りたいような案件がやってきたら、ぜひ、一緒に仕事をしたいなあ。そのときも、よろしく頼みます。
 今後も引き続き、楽しくお付き合いくださいね。


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村上紙器工業所 クリエイターズネットワーク vol.1
インタビュー&ライティング(田中有史:田中有史オフィス)
撮影&デザイン(浪本浩一:ランデザイン)


<参考ページ>

「感謝の気持ち」チョコレート貼り箱、化粧箱&ブランディングプロデュース


上質感や喜びを伝えるブランドイメージづくり
チョコレート専門店ブランディング


<関連ページ>

クリエイターズネットワーク #2:田中有史氏

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