貼り箱のブレンダー:「貼り箱士」村上誠のブログ

サイト・リニューアル! !

2009年06月01日(月)|お知らせ

この度、村上紙器工業所のホームページを、リニューアルしました。

http://www.hakoya.biz/

今まで「ライブドア・ブログ」で書いていたものを、本サイトと統合致しました。
これからは、「貼箱士村上誠のブログ」(http://www.hakoya.biz/blog/)をご覧ください。
お手数ですが、ブログのリンクなどは、こちらへ変更してください。
宜しくお願い致します。

……続きを読む

帝塚山音楽祭2009

2009年05月27日(水)|音楽・写真

毎年恒例となっている「帝塚山音楽祭」が、いよいよ今週末に近づきました。

「新型インフルエンザ」の影響で一時は開催が危ぶまれましたが、どうやら予定通り開催されるようです。(一部のライブストリート及びコミュニティ会場のイベントは中止のようです。)

今の世の中、暗い話が多いですが、この週末は音楽を聴いてお酒を飲んで楽しみましょう〜!!

090527.jpg

和綴じワークショップ

2009年04月27日(月)|ワークショップ

先週の土曜日、小野商店河手さんの計らいで、「和綴じワークショップ」に行って来ました。

参加メンバーは、扇町マテリアル会議の仲間でデザイナーや製造業の人たちです。

ご夫婦お二人で営んでおられる小さな「製本屋さん」ですが、昔ながらの手作業による「和綴じ」などを行なっておられます。
私も製本のことは良く知らないのですが、今回初めて「和綴じ」を経験することが出来ました。

……続きを読む

ワークショップの様子

この街のクリエイター博覧会 Part 3 〜クリエイターの仕事、生き方、考え方展〜

2009年03月29日(日)|展示会

生クリたっぷり! 何かが生まれる5日間!

この街のクリエイター博覧会 Part 3

ひとも、まちも、一秒ごとに動いていく世の中で、どこに向かうんだろう。どうなっていくだろう。私たちのクリエイティブは。これからも、だれかの心を動かしつづけられるだろうか。いまを見つめるクリエイターとクリエイティブを愛するひとが、刺激しあって、発見しあって、なにかが生まれる5日間「このクリ博」。
いよいよ迎える3回目は、オオサカのキタもミナミも飛びこえて特盛り開催。
いまのリアルなクリエイターをたっぷり味わいつくせます。

……続きを読む

博覧会の様子

唐長ワークショップ

2009年03月22日(日)|ワークショップ

創業380年以上、昔ながらの完全アナログ技法で京唐紙を作るただ1軒の唐紙屋、「唐長」

その唐長のワークショップに、友人と一緒に参加して来ました。

今回から十一代目当主とおかみの二人が中心となり、ご指導いただきました。
唐紙づくりでは、昔からの技法で、便箋の大きさの唐紙6枚を作りました。
板木(はんぎ)は唐長文様を使い、新たに彫ったものを使いました。
また、当主の談話では、唐紙づくりの技法、絵の具の配合や配色、和紙、文様のことなど、これまで唐紙に携わってきた経験談を交えたユニークな内容をお聞きしました。

……続きを読む

唐長ワークショップの様子

貼り箱の活かし方!Vol.1

2009年03月20日(金)|貼り箱

新しい紙・・・「うるし紙」!

数十年も前からある小間紙(趣味や装飾用に加工された紙。千代紙、折り紙、包み紙など。)の一種で、表面に「漆」を塗ったような光沢のある紙です。
実際には「漆」ではなく、特殊な塗料を塗ったものです。

私が物心ついた時には既にありましたから、恐らくもっと昔から存在していた紙です。
それも、昔から紙の表情(デザイン)はまったく変わらず、私からすると「古い!」という印象しかありませんでした。
昔は貼箱にも使われていた「うるし紙」ですが、今では殆ど使われなくなった紙の一つです。

しかし面白いのは、我々からすると「古い」ものでも、それを知らない世代からすると、「新しく」見えたりします。

例えば、音楽を聴こうとすると、昔はカセットテープかレコードでした。
レコードは、1982年登場のコンパクトディスク(CD)に代わり、レコードは一部のマニアを除き、殆どなくなってしまいました。

オーディオファンであり、ジャズ好きの私は、今だにレコードプレーヤーも持っていてジャズのレコードも時々買いますが、今の若い世代の人は生まれた時には「CD」だったので、レコードで音楽を聴いたことがない人が殆どです。

だから逆に、あの「アナログ感」がとても新鮮に感じられるのです。
CDなら、プラスティックケースから取り出したディスクをCDプレーヤーのトレイに置いて、ボタンを押すだけですぐに音楽が聴けます。

でも、レコードは紙ジャケットから円盤を丁寧に取り出し、ターンテーブルに載せてからクリーナーでレコード上のホコリを取ります。
そして、回転するレコードの曲の頭へ、ゆっくりと針を落としてやる。

そんなとてつもない「手間」を掛けてやらないと、音は聴けません。
でも、「手間の掛かるものほど可愛い。愛情が湧く。」と、いうことでしょうか?

「古い紙」も、それに似た感覚なのかもしれません。
特に、若いクリエーター、デザイナーの方々には、「うるし紙」は新鮮というか、斬新に映るようです。

確かに、「印刷」、「紙加工」などで現在主流になっている洋紙(ファンシーペーパー)にはない表情をしています。

これは、見る人の感性によると思いますが、良くいうと「奇抜で斬新なテクスチャー」ですが、悪くいうと「とんでもない色使い、信じられない色の組み合わせ(笑)」と、いったところでしょうか。

しかし、見かたによっては、他にはないテイスト、正に人間の感性を強烈に刺激してくれる個性のある「紙」です。

「うるし紙」を使った貼箱は、元々「伝統工芸品」的な要素を持っていますが、それだけでなく「現代の洗練されたデザイン」的要素も、持ち合わせていると私は思います。

実際、デザイナーの方に気に入っていただき、スワロフスキーを施したベルトのパッケージに採用されました。
クロコっぽいその質感にお洒落な感覚、デザイナーを始めとする企画されたメーカーさんもにも、大変満足していただきました。

(「うるし紙」で作られた貼箱(採用されたのは「黒」)とスワロフスキーのベルト)

素材に精通している我々でも、時にはその素晴らしさに気付かない時があります。
同じものでも、見る人の感性によって、感じ方が違う。

古いものでも、違った「感性」が加わることによって、全く新しいものに生まれ変わることがあるのです。
昔ながらの「うるし紙」も、新たな「命」を吹き込まれて、人々の心を刺激してくれることでしょう。

村上誠

06-6653-1225

貼り箱、化粧箱、ギフトボックスについて、企画、製作、提案のご相談からちょっと電話で話を聞いてみたいという方はお気軽にご連絡ください。
担当:村上 誠
営業日:月〜金曜日(休日:土日祝日)
営業時間:9:00〜17:30(昼休みは除く)