ごあいさつ

「感性に響く品質」とは
〜スポーツカーメーカー「フェラーリ」を例に〜

普段、私たちが生活する中で認識するもののうち、言葉として表現できるものは約5%だといわれています。残りの約95パーセントは、感覚や感性のみで認識しているため、論理的に言葉で説明できないそうです。これを「非言語領域」と呼びます。近年のビジネスでは、「非言語領域」への訴求が大切であるといわれ、従来の「言語領域」への訴求のみでは顧客を獲得・維持することは難しい時代であるといわれています。

それは一体どういうことなのでしょう?自動車メーカー「フェラーリ」のビジネスを例に考えてみたいと思います。
フェラーリとはご存知の通り、世界有数の自動車メーカーの一つです。そのフェラーリは年間約7,000台しか生産しないそうです(2013年)。トヨタの年間生産台数が約1,000万台(同年)であるのに対し、1/1000以下の生産量です。新車を注文すると1〜2年待ちは当たりまえ、おまけに住まいを一軒買えそうな車体価格(一番安い新車で二千数百万円)。それにもかかわらず、ニーズが絶えないのは、顧客に「欲しい」と思わせるだけの魅力、つまりブランド価値があるということです。

ではブランド価値とはなんでしょうか?たとえば日本車は、コスト・パフォーマンス面では世界一だと言っても過言ではありません。性能や品質の評価も高く、万一故障しても短期間で修理ができるように造られています。しかし人が商品を選ぶとき、性能や品質だけを考えて選ぶわけではありません。フェラーリを求める人は、その独特のボディーデザインやカラーリング、車体が放つ“色気”や“艶”を手に入れたいのです。それによる “運転時のワクワク感”を購入するのです。

“色気”や“艶”、“運転時のワクワク感”。それは、これ以上言葉で表現することができない感覚で、客観的に言語化や数値化ができません。これこそが「非言語領域」であり、これからのビジネスに必要なことだとされています。

人の感覚や感性に訴求すること——。私たちのいう「感性品質」とは、性能や効率だけでなく、“心地よい”“温もりがある”など、デザインや素材感などによる「感性に響く品質」をいいます。
私たちは貼箱で、美しさや、ワクワク感を届けたい。
そんな魅力ある「貼箱」を創造していきたいと考えています。

村上紙器工業所

貼箱

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