手加工によるパッケージ「貼箱(貼函)」の企画・製造。
私たちは、五感で感じるパッケージ作りを 
いつも、こころざしています。
村上紙器工業所
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植 毛 素 材

スエードやウーペケーネスなどの植毛素材を貼る場合は、通常の紙を貼る場合とは、加工工程が、異なります。
紙の厚みは、およそ0.1mm前後です。それに比べると、植毛素材は種類により違いますが、およそ0.5から0.6mmくらいの厚みがあります。

そのくらいの厚みになると、素材同士が重なる部分はかなりの厚みになり、箱を作る上で支障をきたすことがあります。

ブック・タイプ(箱と表紙を合体させた箱)の場合、弊社では箱を「包み」で貼らず、写真のように「巻き」をかけます。

特に植毛素材は、厚いため「包み」にすると角がきれいにならないので、「巻き」をかけて箱の外観を「つなぎ目」のないスッキリとした仕上げにします。
しかし、そうなると「厚み」が邪魔になります。
紙だと重ねたまま底を折りますが、植毛素材でそのようにすると角の厚みが1mm以上になり、表紙をつけても、きれいになりません。

そこで、角の重なる箇所にハサミを入れてやり、辺の部分と均一にしてやります。(写真右下)
内側の角も同様、四隅にカッター・ナイフを入れ、生地の重なる部分を出来るだけきれいに仕上げます。(写真左下)

植毛素材

折り込みも、もちろん手作業です。
しわがいかないように注意しながら、出来るだけ短時間に折り込んでいきます。

手加工

そして、折り込んで終わりではありません。
下の写真は、折り込みが完全に底まであり、底面で少し折り返してあります。(もう一枚底板を入れるため、内面すべてに生地が貼ってある状態。)
そうなると手だけでは、四隅や底の部分がきれいにならないので、ヘラを使って隅をきれいにならします。

それだけ、手間と愛情を注いでやって初めて、いい箱が出来るのです。

手加工

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